2017年3月11日土曜日

バカには付ける薬もなく死んでも治らない

 あの震災から6年が経ったと聞くと、あっという間のような気もするし、ずいぶん長い時間が経ったようにも感じる。

 色々と思うところはあるけど、6年経って不安に思っていたことがほぼ的中しているので、また怒りにまかせて書かざるを得ない。

 書くことは同じことの繰り返しだが、原発反対と高い防潮堤反対の2つ。

 原発については、なぜ福島第一の後始末も終わってないのに、原発を再稼働する方向でことが進んでいるのか理解に苦しむ。既に国内で2基再稼働しているらしいが、原発稼働していない間も別に困ってなかったようにしか見えない。
 二酸化炭素排出量削減だの、エネルギー源の一極集中の回避だのは、目先の福一の核燃料処理だの汚染土の処分方法だのの危機的状況をどうにかしてから考えろ、それも原発抜きを前提にだ!と思う。
 なんというか、便所行ってケツも拭いとらんくせにテーブルに着こうとするな、まずはテメエのクソの始末ぐらいつけてからにしやがれ!といいたい。飯がまずくならァ。

 防潮堤もアホくさいぐらいの高さのがあちこちできはじめている。震災前には間違いなく、自然災害は防ぎきれるモノではないので、100%ハードで防ぐことを目標とせず、避難手段の確保などソフト面の充実で補っていくという方向性が、当の土木屋さん達も含めて合意が得られつつあったと認識している。
 それが、震災復興と人命重視の美名のもと、もとの木阿弥である。
 土木屋については、最近、近所の川の二段になった土手のうち水面に近い方のコンクリの土手の上にたまった土砂を増水時の流路確保のために取り除くというアホな工事を見せつけられているので、ことさらに腹が立つ。
 何メートルもある上段の土手を越えるような増水時に、下段の土手に積もった50センチあるかないかの土砂がどれだけ邪魔になるかって話で、そもそもそんな強烈な増水なら土砂ごと流れるってオジサン思うんだけどどうなのよ。
 くっだらねえ金使うためだけの工事で、草木も生えてカワセミもコゲラもいる河原の土手の生態系根こそぎかっさらうってのは、どういう了見だっての。ほんとくだんねぇ。
 シーバス釣りの帰りに夜、土手の上を通るたびに、停めてあるユンボの運転席にクソでもしてやろうかと思うのだが、大人げないので思いとどまっている。


 私が全く理解できないでいる事柄が、少なくとも専門家も携わった意思決定機関を通したうえでまかり通っている事実を見ると、理解できている人が少なからずいるはずである。
 そう思うと、実は自分がよっぽどのバカで、ボケナスで、情報収集と解析の能力に問題があり、論理的思考能力を欠く、アンポンタンのアンケラソウのトンチンカンの無知蒙昧で魯鈍な頓馬の抜け作で、哺乳類ならタールの池にハマった獲物を食おうとして自分もハマったスミロドンぐらいまでさかのぼらなければ例を見ない知能の低さで、短文形式のツイッターでわざわざ何回にも分けて長々と講釈をたれているような輩の話を鵜呑みにするような情報弱者で、水仙の花になるぐらいのうぬぼれ屋で、マルチ商法に引っかかる意識高い系のようなカモネギな世間知らずで、メスに寄生するミツクリエナガチョウチンアンコウのオスぐらい何事も他人任せで、「私は自分の目で見たモノしか信じない」とかいいながら手品を奇跡と信じ込むような盲信者で、カエルの背中に乗って川を渡るときにカエルを刺すサソリぐらい融通が利かず、趣味の蕎麦打ち程度で「蕎麦は奥が深い」とか言っちゃって脱サラしてそば屋を始めるもすぐに店をたたむ羽目になるような勘違い野郎で、胃に収まらないワカサギが口腔内に溢れているにもかかわらずさらに食おうとして口を開くたびにワカサギが逃げ出してる大イワナのように近眼視的で、大きな排気音をあげて走ると車が速く走っているだけなのにアクセル踏んでるだけのくせして偉そうな態度を取る輩ほど幼稚で、ロバに乗って風車に突撃するぐらい暗愚で、古代怪獣ツインテールの天敵ぐらい愚鈍で、私の母はデベソで私の父はマザー○ァッカーなのではないか、と心配になってくる。


 バカには皮肉が通じないときがあるので、親切に説明してやるなら、上の段落は「オレから見るとオマエらとんでもねえバカにしかみえない」という意味である。まあバカの相手をしている時点で自分がバカであることも否定できないことは知ったうえで口汚くののしったつもりである。
 おわかりいただけたかな。バカどもめ。

4 件のコメント:

  1. 原発問題クソまみれの話、噛み締めれば噛み締めるほど味わい深く素晴らしい喩えです。ちょっと感動しちゃった。ちょくちょく引用させてください。防潮堤含め復興地獄の方は、生まれ育った海川山が重機やらトラックやらに寄ってたかってレイプされまくってるような状況なのに発狂もせずにいられるのが不思議でもあり、いやとっくにおかしくなってるから平気なのかもと思ったり。てか、なにマジメに確定申告なんかしちゃってんだオレ?といま思った。

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  2. こんばんは

    割と遠くで見ている私がムカついて仕方ないぐらいなので、実際に生活して目にしている方なら、腹たって仕方ないだろうなというのは想像にかたくないです。
    気に入った罵声のフレーズなどありましたら、ご自由にお使いください。

    防潮堤は今からでもストップできないもんですかねえ?

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  3. 個人の頑張りではね‥「憤死」というフレーズがちらつきます。

    国の継続に支障を及ぼすほどの大災害が発生すれば(←メルトダウンも含めた東日本大震災はそうではなかったということですね)、不要不急の防潮堤工事なんかあっさり撤回されると思うんですけどね。

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  4.  なんというか本当に安全上高い防潮堤が必須なら、エネルギー放出してしばらくおとなしいだろう三陸沖の対策より先に東海沖とかを想定して作らなきゃならないはずだけど、そうはなっていないってところが「不要不急」の火事場泥棒仕事だということの証明でしょう。
     だいたい次三陸にデカい津波がくるときまで防潮堤の耐用年数もつんかい?一斉にメンテの時期とかきても、その頃には津波の怖さも忘れかけててメンテ予算付かずに、いざ津波がきたら壊れてろくでもない結果になるという気がします。

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