2017年8月12日土曜日

光に覆われし漆黒よ。夜を纏いし爆炎よ。密林の名のもとに原初の崩壊を顕現す。終焉の王国の地に、力の根源を隠匿せし者。我が前に統べよ!ファイヤーー!!


 パソコンが重くなって「深夜の面白GIF画像」とか見てても動かなくなってくると哀しい。

 今使ってるパソコンは、2年ほど前の年末に先代がぶっ壊れて、急遽、家電量販店で買ってきたのであまり性能とか吟味することもできず、現物在庫がある中で我が家ではパソコンのモニターでテレビを兼用しているので、始めからテレビが見られる仕様という点が後付けのソフトやら機器やら買わずに済むので楽かなと選んだのだが、もうコレがそういう情報弱者を引っかける罠のようなパソコンで、画面も綺麗で大きく、画面の後ろにパソコン本体が収まっているコンパクトさからも見た目有能そうに見えるのだが、これが見た目と裏腹のポンコツ醤油味。
 買ってしばらくして、テレビ画面を小さくして別窓でネットブラウザを立ち上げてブラブラというお行儀の悪いことをしていて、なんか5年以上前の先代パソコンならサクサクとこなしていたこの同時作業が、テレビの録画してあった映像がコマ送りになってしまい再生できずクッソ重いのに疑問を抱く。

 先代ですらパソコンの頭脳というか計算を司っているCPUはインテルのクワッドコアたらいう4つ並列処理ができるのが入ってた。先代はでっかいタワー型の本体の昔風のデスクトップパソコンだったけど、そのあたり優秀で重いと感じたことは一度もなかった。
 それより5年は新型のはずの「インテル入ってます」シ-ルの張ってある見た目カッコいいパソコンに、テレビの機能に力を入れた製品だとしてもそんなにトロくっさいCPUが入ってるわけがないと思いつつも「intel inside」としか表記がなく、CPUの型名らしきものが見当たらないので、イヤな予感がしてバージョン情報を開いてどんなのが入ってるか確認したら「Celeron」というのが入っている。調べてみると同社の「Core」シリーズに比べると廉価版のCPUらしい。まあ、先代の方がパソコンとしては格が上だったようだ。ガックシ。多少金かかっても良いのでサクサクが良かった。

 でも、メーカーが想定しただろう、テレビのついでにちょっとネットにも繋ぐ、ぐらいの利用者像に我が家はバッチリあてはまっているはずで、そう考えるとまああんまり同時に窓いっぱい開かなければそれなりに動いているし、いいかと思って我慢することにした。

 だがしかし、数ヶ月後には起動してトイレ行って戻ってきてもまだモタクサしているし、動画はカクカクだし、ネットで広告の多いページが固まるしでどうにもならん状態になってしまう。
 こうなると、解決策を調べるためにネットで検索しているのに、そのネットにうまく繋がらないという、モニターに拳を突き刺したくなる状態に陥る。

 調べて分かったのは「CPU」を良いやつに交換することやパソコンの作業スペースみたいな「RAM」を増設というのが力業で、抜本的な解決にはなるようだけど私のような情弱野郎には荷が勝ちすぎるというもの。
 次に試すべきは、どうもマ○クロソフト様のクソOS「ウ○インドウズ10」で常駐させているソフトでいらないものを削りまくれ、特に別にセキュリティーソフトを入れているなら、初期設定で勝手に入っていて常時監視とかでパソコンの能力を使いまくっている「ディフェンダー」を無効にしろということらしい。

 削った。パソコンが立ち上がるたびに音声入力の御用聞きやらしてくる「コルタナ」も鬱陶しいと思っていたので削った。私にはまだ人工知能は早すぎる。
 ディフェンダーは設定を「オフ」にする程度では、自動更新のたびに勝手に「オン」にしてくるという「呪いのアイテム」らしいので、識者の教えに従って苦労しながら「レジストリエディター」で完全無効化した。

 これで解消した。めでたしめでたし。ナマジは末永く幸せに暮らしました土佐の一本釣り。と、ならネんでやがんの。

 最近また冒頭のように、容量小さいGIF画像でさえ動かなくなってきて、ネットしてても見たいページを立ち上げるのに一発では行かずに再読込を繰り返さないといけなくなってきた。

 情弱野郎がやれそうなことは既にやっているはずなので、次に打つ手は買い換えかパソコン屋に持って行ってRAM増設とかハードの強化だと思って、なるべく先延ばしにしていたのだが、どうにもならんようになってきて1年半かそこらで陳腐化するパソコンってどうなのよと思いつつ、なにか軽くする裏技的なものがないかと、繋がりにくいネットをさまよってみるもそんな都合良いものはなさそう。

 ネット情報ではとにかくディフェンダーを削れというのが目に付く。もう「完全無効化」してるんだよな~と思いながら、違和感に気付く。そういえば「完全無効化」したはずのディフェンダーから報告のメールが来てたような来てなかったような。その時は「なんなんだろうな?」と意味不明だったので深く考えなかった情弱野郎であったが、よく考えたらおかしい。「完全無効化」したはずだけどひょっとして復活してるんじゃないか?と思ってレジストリエディターをまた苦労して開いて確認すると、なぜか勝手に「有効」になってやがる。また無効にしたところあっさり症状は改善。

 ほんと「呪いのアイテム」としか言いようがない。

 思い当たる節は、ウ○ンドウズ10の大規模アップデートが1回あったので、その時に元に戻されたぐらいか?いやらしいのは「コルタナ」のような元に戻っていたらすぐにバレるようなソフトは削ったままになっているのにディフェンダーだけ復活させているところで、もう何らかの悪意が働いているとしか思えない。そうまでして、自社のセキュリティーソフトを押しつけてくるのはなんなんだと言いたい。
 廉価版とはいえ普通に今でも使われているCPUが処理できないぐらいの負荷を与えるソフトを常駐させて、しかも使用者側で無効にするのを邪魔しているとしか思えないこの企業姿勢。さすがは世界の大正義マ○クロソフト様である。ありがたっくて涙がちょちょぎれる。フ○ック!!

 当面の危機は去ったが、ポンコツパソコンを抱えて当初目標の5年を乗り切る自信がなくなってきた。
 我が家でパソコンに求める機能なんてたいしたものではない。テレビがやや特殊かもだが、その他にはネットつなげて映像も見られて、メール使えて、ワープロソフトというか日本語変換ソフト「ATOK」が使えて、表計算ソフトがつかえて、あとは写真の整理ぐらい。
 いっそ今のパソコンはテレビ用と割り切って、もう一台ノートパソコンなりをその他用に用意した方が、人間が2人いることから、たまに「パソコンの空き待ち」が生じているので合理的かも知れない。
 テレビパソコンはリビングにあり、光回線のモデム自体には差し込み口はまだあるけどリビングにパソコン2台もあると種々邪魔くさい。
 となるとWi-Fiルーターを繋いで、電波飛ばして寝室あたりでパソコンが使えるようにしたいところ。

 部屋へのWi-Fi導入は別件でも検討中であった。kindle端末にマンガのような大きなデータを送るのには元々付いている3Gの電話回線の電波では間に合わず、一旦パソコンに落としてからUSBケーブルで接続して端末に落としている。Wi-Fi環境あればパソコン画面で購入時にそのまま飛ばして送れるので手間が省ける。

 いっちょコレは我が家にもWi-Fi導入かということで、とりあえずお金がかからない方向で試し打ちをしてみようと色々調べてみたら、kindleのタブレットPC「Kindle Fire」がアメリカじゃ「iパッドキラー」と呼ばれていてクソ安いらしく、調べたらキャンペーンクーポン使えば4000円ぐらい、周辺機器入れても7,8千円というところ、Wi-Fiルーターも隣の部屋まで飛べば良い程度なら7千円程度。費用は1万5千円程度でおさまりパソコンいきなり買うよりは失敗したときのダメージが小さい。

 私は新しいパソコンの設定程度で、取説とにらめっこしながら1日2日はかかってしまうような情弱野郎である。それが、Wi-Fiで電波飛ばしてパソコンを無線でつかってしまおうなどという恐れ多いことをしでかそうとしているのである。
 その道には艱難辛苦が待ち受けているに違いないと覚悟して腹くくってことに臨み、パソコンショップの店員さんの「元のモデムの電源を一旦切ってからWi-Fiルーター接続。電源入れたら、その後はタブレットなりを起動してルーターのパスワードを入れるだけで簡単ですよ。」との説明にも「そりゃお前らプロには簡単やろうけど、だまされんぞ、パソコン初期設定のときでも個人情報やらいっぱい聞かれたぐらいや、三代さかのぼって家系を示せとか言ってくるかもしれん。油断するな。」と身構えて、元のモデムの電源を一旦切ってからWi-Fiルーター接続。電源入れたら、その後はFIREを起動してルーターのパスワードを入れたら問題なく繋がった。拍子抜け。

 繋がった後のKindle FIREの操作も極めて簡単。Kindleブックリーダーと同様、取説は電源入れろぐらいしか書いてないけど、電源入れるとメラメラ燃える「fire」のロゴの後にホーム画面が出てきて、各アプリケーションソフトに繋がるアイコンが並んでいて、アホでもそれをタッチすれば良いのだろうなということは分かる。ネット接続ややっぱり本を読む使い心地の確認とかしていると、最初のころは「ホームに戻るには下の○」とか使い方ガイドが出てきて自然と覚える。ホーム画面には使うアプリケーションソフトが並んでるだけというシンプルな構成なのであまり迷う要素がない。設定画面とかもソフトと同じようにアイコンで並んでてどこにあるのか探す必要がない。なんでもホーム画面のどっかに並んでる。アマゾン様は我々情弱に優しい。

 いままで、さんざんウ○ンドウズマシンで煮え湯を飲まされ続けてきたので、新しい機器の初期設定とかは極めて難易度が高いものと腰が引けまくっていたのだが、腐れ窓のトンチキが特別ややこしいだけなのかも知れない、とうっすら強く感じている。

 FIRE動きもサクサクで、ネットつなげて問題なく映像も見られるし、メールも使える。ワープロソフトはさすがにタッチパネルで文字打ちまくる気はないので良いとして、でもワード文書をよむソフトは始めから付いていてケン一からメールで来る「俺の釣り」も問題なく読める。自炊本読むのにPDFファイルを開くソフトは無料で追加できた。表計算ソフトはタブレットではたぶん使わないけど電卓ソフトは付いている。写真の整理も問題ない。本読み機能がさすがKindleのタブレットという感じで充実している。見開きモードがあるというのはマンガでは見開きドカンと迫力の合戦シーンとか眼福だったりするのでそういうのも楽しめるようになって満足度高い。あとブックリーダーの方は省電力の液晶じゃない電子インクを使っている関係から白黒だったけど、タブレットのFIREはカラーというのも良い。その分電力はつかうけど、まあ1日ぐらい持つので充分か。

 今のところ、普段パソコンの方で使っている機能で、タブレットでできない機能って、キーボード入力じゃないので長い文章を打つ気にならないというのと、インターネットエクスプローラーでないと編集できないサイトの更新ぐらいか。
 文章打つのはそれ用に電子メモ帳「ポメラ」があるので、そこは補える。後付けのキーボード接続ってのもありかも知れない。
 サイトの更新はまあパソコンでやるんだろう。でもインターネットエクスプローラーもそのうちなくなりそうだし、その時にでも良いプロバイダ探して引っ越しするんだろうなと思っている。

 結局できないのはそれぐらいで、試しにと導入したタブレットで、ちょっとネットに繋ぎたい程度の簡単な用途が主な使用者にとっては、おおよそのことはできてしまうことが明らかになった。
 かつ、その程度の用途にPCを使いたい使用者が使うのに必要なOSやらは、極簡単なもので良く、スマホやタブレット用のOSで充分間に合いそうで、もう増改築重ねすぎて避難経路が分からんくなってしまっている老舗旅館みたいなウ○ンドウズなど、多くの人には必要ないのではないかとこれまで以上に激しく強く感じた。
 情弱野郎どもがウンウン唸りながら1日かかって設定しきれず誰かに聞いてやっとどうにかなるような複雑怪奇なOSなんて必要なわけがない。

 軽くて簡単で良いなと思ったのでスマホやタブレット用のOSで動くパソコンとかないんだろうかと思ったら、そういうソフトを自分でパソコンに入れて使っている人はいるようで、でも「タブレットの画面を大きくしてサクサク使えるメリットはあるけど、普通のパソコンで使えるソフトが使えないことが多くイマイチ」とのことだった。
 
 多くはウ○ンドウズを想定してパソコンのソフトは開発されているので、シンプルな良いOSだけあってもソフトが無ければ使いようがないということのようだ。
 でも、ここまでウ○ンドウズのクソッぷりが白日の下にさらされ、しかも今後もこの無理矢理自分ところの製品にひきずり込もうとする商売が続くのであれば、そろそろ手を切りたいと切実に思うのである。
 私のサイト更新のようにウ○ンドウズ前提で組んでしまっているシステムがあると、企業とかでもそれ以外の選択肢はないのかもしれないが、個人のちょっとした用をこなす程度ならクソ窓以外にも選択肢はあるだろう?というのにそろそろみんな気づき始めるのではないだろうか。

 脱ウ○ンドウズマシンとなると、妥当なところでMacのパソコンなんだろうけど、ああいう意識高い系が使ってそうなチャラい印象の機械は持ちたくない。仕事でMacの性能が必要で使っている人は尊敬できるが、そういう高機能な道具でせいぜいSNSとかでリア充自慢ぐらいしかしてないような輩を私は敵認定している(Mac派の人ゴメンナサイ、偏見だと自分でも思います)。

 となると、やっぱりちょっと気張って、リナックス行っとくか。ということになる。リナックスマシンでウインドウズ仕様のソフトが使えるようにするソフトなんてのもあるようで、ちょっと調べなければならないけど、ATOKとか使えるのか、インターネットエクスプローラーは使えるのか、とか調べて、行けそうなら、リナックスマシンなんて売ってるのみたことないので、どうやって入手するのかあたりからお勉強して、今のパソコンが5年経つ3年半後には我が家のメインのパソコンをリナックスマシンにしてしまいたい。
 リナックスマシン愛用者に聞くと「普通にOSとして使うだけなら難しくないよ。」と仰るのだが、それはあなたのような情報強者で頭も良いのが付いている人の感覚であって、情弱で頭もあんまりスペックいいのが付いてない私のような者には難しいンですよと思っていたけど、今回、Wi-Fiとタブレット導入においてはサクサクと物事が進み、どうもクソ面倒くさくて難しくしているのはマ○クロソフト様の謀略で、マ○クロソフト様に知られないようにコソッとやったったら案外パソコン周りは簡単なのかも知れないと思い始めている。
 なにしろ、マ○クロソフト様がタブレットとかのタッチパネルも意識して開発したOSが、なにをすれば良いのかさっぱり分からず途方に暮れる「ウ○ンドウズ8」だというのが、そのあたりを雄弁に物語っている気がする。
 とりあえずはネットと本でリナックスのお勉強からはじめたい。

 俺はウ○ンドウズをやめるぞ!ジョジョーーッ!!

0 件のコメント:

コメントを投稿